ファッションの自由化と認可性

女装を概念として捉える場合、心理的要因がその全てを意味付けるものと仮定する。下記に様々な文献やインターネット上での公開された情報などを基に分類を試みる。

  • 公私を共に公開性をもって能動的に活動を行っている。
  • その経験はあるが社会的な背景を考えその行為を公表していない。
  • 変身願望を持ちながら実行為には至っていない。
  • 男性の衣服を身には付けるが下着は女性用を愛用し、外見上では分からない。

以上は女装に関する概念的な実態だが、この限りではない範疇に様々な潜在的な行動起点をもつ変身願望者が存在すると思われる。筆者の調査の限りではインターネット上の投稿女装写真は500人を超えるようで、この表面化する限られたエリアでの情報を元に実態を想定して見ると、上述した人口は何百万人レベルであると推察されるのではないだろうか。女装に対する認可性が生まれれば更にその数は膨張すると考えられる。ファッションは常にフリーであるべきもので、その歴史は平和の世界の中で育まれて来た。自己を中心とする利害関係の元に作り上げた価値観は健全な発展の妨げとなる。楽しむべきものを楽しむのが文化と呼ぶのであれば、女装というものは本来なんら束縛されることもなく発展すべきもので、この点に於いて写真スタジオの立場から画像を通して主張して行きたいと考えている。