アウターとインナー

女装の衣料を大別する際に敢えて使う用語と言え、両者の境界線を必ずしも明確にする必要は無いと筆者は考えています。例えばTシャツ等は元来は下着として用いられていましたが、その後の着用方法として上着としても着られるようになりました。このように、本来の使用方法が変形した結果、両者の役割がシーンによって異なる場合が多く、現在のファッション用語では、一般的な実用性を重視する衣服でもその境界がはっきりしていません。特に女装を前提として考えた場合、ファッション表現の自由度を狭めることにも成りかねない為、ベーシックな概念としてインナーはブラジャーやショーツなどを言い、上着の下に位置するもの、アウターはその上に身に着ける物ぐらいの曖昧な捉え方をもって認識するのが妥当ではないでしょうか。因みに昨今の流行りであるキャミソールはどちらとも言いがたく、着方次第で両者の意味を持つ物と言えます。又、男性用のYシャツも元来は下着であったと言う説もあるくらいです。







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